音楽祭期間中 小ホールホワイエにて三橋節子の画集を展示します
利き腕を癌のために切断しながらも、絵筆を左手に持ち替え、琵琶湖にまつわる伝説を主題に秀作を描き続けた画家として知られる三橋節子(1939~1975)。
【27-S-1】に出演するパブロ・エスカンデ(作・編曲、ピアノ、チェンバロ)が、没後50年を迎える画家・三橋節子の絵画を題材とした自作曲「湖の伝説」を演奏します。
「湖の伝説」は、三橋の絵画「田鶴来(でんつるくる)」「三井の晩鐘」「白鷺の恩返し」「余呉の天女」「雷の落ちない村」を題材に作曲されました。エスカンデは、音楽祭のテーマが「挑戦」であることを受け、左手で描くことに「挑戦」した彼女にインスピレーションを受けたこの作品を、プログラムの核として選曲しました。
共演する三橋桜子は、エスカンデの妻であり、三橋節子の姪でもあります。
音楽祭期間中、小ホールホワイエにて、三橋節子の画集を展示します。(協力:長等創作展示館・三橋節子美術館)