音楽祭について
―ゆく春を 近江の人と 惜しみける― 松尾芭蕉
「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」とは
2018年にスタートしたびわ湖ホール芸術監督の沼尻竜典がプロデュースするクラシック音楽の祭典です。滋賀県はもとより、多くの方々が気軽に芸術文化を楽しめるよう、毎年ゴールデンウィーク期間にびわ湖ホールを中心会場として開催しています。(2020年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止)
新型コロナウイルス感染予防、拡散防止への対応策を徹底した上で、今回は、大ホールと小ホールを会場に厳選された一流アーティストやオーケストラの競演をお贈りします。
今年のテーマは、カタラーニ作曲 歌劇『ワリ―』 から“さようなら、故郷の家よ”。びわ湖ホールに集う皆さまをはじめ、出演者やスタッフにとっても、春が訪れるたびにいつでも帰ることの できる家でありたい。そんな音楽祭を目指して、今年も開幕します！
「さようなら、故郷の家よ」
「びわ湖ホールらしい音楽祭をやりたい！」という私の長年の思いが結実した「近江の春 びわ 湖クラシック音楽祭」。びわ湖ホールとご縁のあるアーティストを中心とした出演者とはプログラ ムについて直接議論を重ね、「お祭りだから」とレベル的に妥協することなく、会場練習の時間を きちんと取り、来場者数ではなく「質」を成功のバロメーターとする――第 4 回を迎え、これら のポリシーはすっかり認知され、定着したように思います。
今回で私がプロデュースする「近江の春」は最後となりますが、国内の「文化祭型音楽祭」の中でも独自の輝きを放つ「近江の春」が、これからもお客様に支持され、さらに発展することを願っています。
沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
「近江の春」・・・松尾芭蕉をも魅了した「近江の春」を音楽とともに楽しむ！
松尾芭蕉のお墓が大津にあることをご存じでしょうか？
西日本から東北まで広く国内を旅した芭蕉は、その晩年にたびたび近江（現在の滋賀県）に滞在し、近江を詠った句を100以上残しています。この地の豊かな自然と、そこに去来する人々との交流を楽しんだ芭蕉は、自らの墓所を義仲寺に求めたのです。義仲寺はびわ湖ホールから徒歩約10分の場所に位置します。
春から夏へと移ろいゆくゴールデンウィーク、芭蕉をも魅了した風光明媚な琵琶湖のほとりで、「近江の人」も「近江を訪れる人」も、ともに素敵な音楽を分かち合えたら・・・。
そんな思いから、「近江の春」を音楽祭のタイトルに冠しています。4月からは滋賀県内で関連イベントも開催します。春の陽気の中、滋賀の各地に訪れ、松尾芭蕉を魅了した美しい「近江の春」を音楽とともにぜひお楽しみください！
近江の春ジャーナル
近江の春 びわ湖クラシック音楽祭をより深く楽しむための記事をお届けします
開催概要
| 公演名 | 近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2022 |
|---|---|
| 開催日 | 2022年4月29日(金祝)（前日祭）・4月30日(土)・5月1日(日) |
| 会場 | 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール |
| 発売日 | びわ湖ホール友の会優先発売：3月14日(月) 一般発売：3月19日(土) |
| お問い合わせ | びわ湖ホールチケットセンター TEL:077-523-7136（10：00～19：00／火曜日休館、休日の場合は翌日） |
| 注意事項 |
※3歳未満のお子さまはご入場いただけません(「0歳児のためのコンサート」を除く)。託児サービスについては、びわ湖ホールチケットセンター（077-523-7136／10:00～19:00・火曜日休）へお問い合わせください。 ※やむを得ない都合により、出演者や曲目等が変更になる場合があります。最新の情報はホームページ上でお知らせします。 ※お申し込みいただいたチケットのキャンセル、変更はできません。 ※チケットお申し込み後、期限内に所定の手続きをされなかった場合は、チケットの販売・引渡しをお断りいたします。 ※友の会優先発売期間中の窓口販売はございません。 ※当日券の販売の有無および方法については、決定次第、ホームページ上でお知らせします。 ※終演時間はおおよその目安です。移動時間も考慮いただき、チケットをお買い求めください。 ※各種メディアによる取材活動が行われます。会場の様子がテレビ、新聞、雑誌、ウェブ等に、放送・掲載されることがあります。また、ホール職員等による 記録撮影は今後の広報物やSNSで使用する可能性があります。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
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過去アーカイブ
過去の近江の春 びわ湖クラシック音楽祭の情報についてはこちらからご覧ください。