江口 玲(ピアノ)

江口 玲 Eguchi Akira

東京藝大附属音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業、その後ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。1992年に大成功を収めたアリスタリーホールでのニューヨークリサイタルデビュー以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでの主要演奏会場にて演奏を続けてきた。ニューヨークタイムズ紙からは「非凡なる芸術性、円熟、知性」「流暢かつ清廉なるピアニスト」と賞賛されている。

作曲・編曲者としても実力を備えた大胆な解釈と表現技法でリサイタルや協奏曲など国内外を問わず活躍を続けるほか、ギル・シャハム、渡辺玲子、竹澤恭子、アン・アキコ・マイヤース等数多くのヴァイオリニストたちから絶大な信頼を得ている。レコーディングはドイツグラモフォン、フィリップスやNYS CLASSICSより多数のアルバムをリリース。最新作は2019年6月に発売された、ラフマニノフの前奏曲などをおさめた「ラフマニノフ」。レコード芸術2019年9月号の特選盤に選出された。

2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。

現在もニューヨークと日本を行き来して演奏活動を行っているほか、洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京藝術大学ピアノ科教授を務める。

参加公演