園田隆一郎（指揮・ピアノ）

園田隆一郎 Sonoda Ryuichiro

ボローニャ歌劇場、トリエステ歌劇場などを指揮し、国際的な活動を展開する気鋭の指揮者。オペラ、シンフォニーの両分野で活躍する指揮者のひとり。

2006年、シエナのキジアーナ夏季音楽週間『トスカ』を指揮してデビュー。翌年、藤原歌劇団『ラ・ボエーム』を指揮して日本デビューを果たす。

同年夏にはペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル『ランスへの旅』を指揮し、その後も国内外のオペラへの出演やオーケストラとの共演を重ねている。

びわ湖ホールでは、オペラへの招待シリーズ『つばめ』（2021）、『ファルスタッフ』（2022）、びわ湖ホール声楽アンサンブルフォーレ作曲「レクイエム（2022）公演などで好評を博した。

東京藝術大学音楽学部指揮科、同大学大学院を修了。遠藤雅古、佐藤功太郎、ジェイムズ・ロックハートの各氏に師事。その後、イタリア、シエナのキジアーナ音楽院にてジャンルイジ・ジェルメッティ氏に師事。

2002年よりローマに留学。ペーザロでロッシーニの権威アルベルト・ゼッダ氏に師事したのをきっかけに、ヨーロッパ各地で数々の作品を学ぶ。

2024年度は、新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室《トスカ》、藤沢市民オペラ《魔笛》、びわ湖ホール《三文オペラ》、札幌文化芸術劇場 hitaru《ドン・ジョヴァンニ》などのオペラ公演やオーケストラ演奏会への出演が予定されている。

2005年第16回五島記念文化賞オペラ新人賞、2017年度第16回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。

藤沢市民オペラ芸術監督。パシフィックフィルハーモニア東京指揮者。