藤木大地(カウンターテナー)

©hiromasa

藤木大地 Fujiki Daichi

2017年、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場にライマン『メデア』ヘロルド役で鮮烈にデビュー。東洋人のカウンターテナーとして初めての快挙で、大きなニュースとなる。2012年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。2013年5月、ボローニャ歌劇場にてグルック『クレーリアの勝利』マンニオ役でヨーロッパデビュー。国内では、主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタルがいずれも絶賛を博している。

新国立劇場2020/21シーズン開幕公演では、ブリテン『夏の夜の夢』にオーベロン役で主演、続けてバッハ・コレギウム・ジャパンとのヘンデル『リナルド』でもタイトルロールを務め、その圧倒的な存在感と唯一無二の美声で聴衆を魅了し、オペラ歌手としての人気を不動のものにする。2021年には3枚目のアルバム「いのちのうた」がキングインターナショナルよりリリースされた。2022年10月には、新国立劇場 ヘンデル『ジュリオ・チェーザレ』トロメーオ役で出演。バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで活動を展開し、デビューから現在まで話題の中心に存在する、日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとりである。

洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール プロデューサー 2021-2023。

Official Website:www.daichifujiki.com

参加公演